セラースプライトがアマゾン2021年度データ報告 中国セラーの動向は

中国産業動向 越境EC

アマゾンビッグデータを活用し、アマゾン商品のリサーチをサポートするセラースプライトが2021年度アマゾン各サイト、市場、セラーなどのデータを報告書として発表。

今回はレポートの中から、2021年に大量閉鎖が報道されたAmazonの中国セラーの動向について紹介する。

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【保存版】セラースプライト出品-アマゾン2021年度データ報告書より

2021年4月から5月にかけて、アマゾンで数万件の中国セラーがレビュー操作のため突然アカウントが閉鎖さたことが話題に。ポータブルオーディオの帕拓遜(パートゾン)、スマートフォン周辺機器の傲基(オーキー)、家電ブランドを展開する沢宝(サンバレー)など、大手中国セラーが相次いで閉鎖を迫られた。

統計によると、これらの相次ぐ閉鎖によりが波及した売上高は年間10億ドルを超えると言われている。

今回販売停止措置を受けた販売者はアマゾンの中国企業の一部に過ぎないが、一部のセラーはリストラや倒産を発表している。

下記の表のとおり、アマゾントップセラーの中の中国セラーのシェアは2021年7月以降下降していることがわかる。

【保存版】セラースプライト出品-アマゾン2021年度データ報告書より

いままで破竹の勢いで成長してきた中国の越境EC企業だが、Amazonのアカウント閉鎖はこれに急ブレーキをかけることになった。

Amazon頼みで業績を伸ばしてきた中国の越境EC企業は、これからは製品の品質やマーケティングで真摯に販売に取り組む段階にきているようだ。

 

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